Ver2.2にてタルタリヤが復刻されました。
筆者は持っていなかったのですが、今回の復刻で無事引けましたので解説します。
タルタリヤ復刻は原神では初となる2度目の限定キャラ復刻であり、イベントで再登場するPVも公開されています。
今の環境でタルタリヤは使えるのか不安に思っているプレイヤーも多いかと思います。
今回はそのタルタリヤの性能を解説するので、ガチャを回すか判断材料にしてもらえたら幸いです。
閲覧上の注意

筆者は以下のプレイスタイルで記事を作成しています。
・星の星座は未解放(無凸)
・キャラレベルは80
・武器は☆4でレベルは80
・通常攻撃・元素スキル・元素爆発の天賦レベルは6
・聖遺物厳選はメインOPで妥協
・ソロプレイを想定
・使用プラットフォームはPS4
”普通のタルタリヤ”になります。予めご承知おきください。
あくまでも参考程度に記事を閲覧していただけると幸いです。
タルタリヤの基本性能

レアリティ | ☆☆☆☆☆(限定) |
名前 | タルタリヤ |
神の目 | 水 |
武器 | 弓 |
基礎HP(Lv90) | 13,103 |
基礎攻撃力(Lv90) | 301 |
基礎防御力(Lv90) | 815 |
Lv突破ステータス | 水元素ダメージ |
タルタリヤはVer1.1より実装された限定☆5キャラです。
元素スキルと『断流』という効果で対集団戦に長け、ザコ敵殲滅能力はウェンティに比肩する性能を持ち、現状唯一の水元素の純アタッカーです。
タルタリヤは実装当時、《蒸発》反応を狙った元素爆発の火力が凄まじく、その編成や方法も簡単だった事もあり手軽で高火力を出せるトップアタッカーとして活躍したキャラクターです。
今では他に強いキャラクターが多く目立った活躍はありませんが、今後実装されるのサポーター次第では、再評価される可能性を秘めています。
通常攻撃「断雨」

弓キャラらしい6段の通常攻撃。
タルタリヤは元素スキルを主軸に戦って行くので使う場面は少ない。
狙い撃ちは敵に『断流』を付与させ、既に断流状態の敵であれば「断流・閃」を発生させる事が出来る。
少し特殊な重撃だが、こちらも使う場面は殆ど無い。水元素を付着させるのが主。
『断流』については後で解説。
元素スキル「魔王の武装・荒波」

タルタリヤの主武器。
発動すると付近の敵に水元素ダメージを与え、武器を弓から双剣に持ち替える。
この状態のタルタリヤは通常攻撃と重撃が大きく変化し近接戦闘に特化した形態になる。
通常状態は俗に「通常モード」、元素スキル発動状態を「双剣モード」と呼ばれる(以下、そのように呼称する)。
双剣モードの通常攻撃・重撃は範囲が広く、全ての攻撃が水元素ダメージになる。
継続時間が終了するか、もう一度元素スキルボタンを押す、キャラ交代で双剣モードが解除される。
最大6段。ダメージは元素スキルの天賦Lvに依存するが、攻撃は通常攻撃判定。よって絶弦などの武器効果で元素スキルダメージを上げても効果は無い。
因みに双剣モードでは落下攻撃が出来ない。そもそも使う場面は無いが一応注意。
双剣モードになるとマントが変化する。
継続時間は30秒と長いがCTが少し特殊で、双剣モードをどれだけ続けたかで変わる。
CTは6~36秒で双剣モードを早く解除する程CTが短く、長く続ける程CTが長くなる。継続時間終了まで使った場合はCTが45秒と一気に伸びてしまう。
逆に言えば、時間が終了する前に解除さえすれば45秒にはならない(29秒で解除してもCTは35秒)。必ず時間終了までに解除するよう心掛けたい。
1凸するとCTが20%減少するので、どうしても気になる人は凸を考えよう。

固有天賦「水形剣」が開放されていると、この攻撃によって敵に会心した場合、その敵に『断流』を付与する。
双剣モードでの攻撃が断流状態の敵に命中すると「断流・斬」が発生する。
『断流』については後で解説。
元素爆発「極悪技・尽滅閃」
通常モードと双剣モードで技名と効果が違う。
共通してCTは15秒で必要元素エネルギーは60。
どちらを使うにしても高倍率の単発型元素爆発となっているので、《蒸発》反応を狙えば凄まじいダメージを叩き出す。
魔弾一閃
通常モードで発動する元素爆発。

前方範囲内の敵に水元素ダメージを与え、『断流』を付与する。
その後元素エネルギーを20回復するので実質40で撃てるようなもの。
敵から離れた位置で攻撃できる上、元素エネルギーのリチャージ能力もあり、手軽に使いやすい。
尽滅の水光
双剣モードで発動する元素爆発。

自身を中心とした範囲内の敵に水元素ダメージを与え、「断流・爆」を発動する。
こちらは通常モードより範囲が広く威力も高めだが、リチャージは無い。
「断流・爆」によるダメージ倍率も高いのでなるべく『断流』を付与してから使いたい。
『断流』については下で解説する。
特殊効果「断流」

『断流』を付与された敵はタルタリヤの攻撃を受ける事で追加ダメージが発生する効果。
攻撃の種類によって効果が変わり、少しややこしいがタルタリヤの火力を高める重要なダメージソースでもある。
追加ダメージ自体は大したものではないが、対集団戦において真価を発揮する。
『断流』は以下の攻撃で敵に付与される。
・狙い撃ち(最大溜め)を敵に当てた時
・双剣モードの通常攻撃または重撃が敵に会心させた時
・通常モードの元素爆発(魔弾一閃)を敵に当てた時
・「断流・破」が発生した時
『断流』の継続時間は10秒。
固有天賦「無尽蔵」が開放されていると+8秒され、合計18秒継続するようになる。

『断流』を付与された敵は、タルタリヤの特定の攻撃を受ける事で様々な効果が発動する。
発動条件と効果は以下ので4種類。
- 断流・閃
敵がタルタリヤの狙い撃ち(最大溜め)を受けると発動する。
当たった敵に3ヒットする水範囲ダメージが発生する。
このダメージは通常攻撃ダメージと見なされる。
- 断流・斬
敵がタルタリヤの双剣モードで攻撃を受けると発動する。
当たった敵に水範囲ダメージが発生する(1.5秒に一回)。
このダメージは元素スキルダメージと見なされる。
- 断流・爆
敵が双剣モードの元素爆発(尽滅の水光)を受けると発動する。
当たった敵は断流状態が解除され、水範囲ダメージが発生する。
このダメージは元素爆発ダメージと見なされる。断流効果の中でもっとも威力が高い。
- 断流・破
断流状態の敵が倒されると発動する。
水範囲ダメージが発生し、それが当たった敵に『断流』が付与される。
このダメージは通常攻撃ダメージと見なされる。断流効果の中では威力が低め。
それぞれ与えるダメージも、各種天賦レベルによって違うのでレベルは満遍なく上げておきたい。

色々とややこしい『断流』だが、要は敵が多い程タルタリヤの火力が増していく効果と思えば良い。
とりあえず以下の3つは覚えておこう。
・双剣モードの攻撃が会心した敵に『断流』が付与される
・『断流』が付与されている敵にタルタリヤが水元素攻撃すると水範囲ダメージが発生する
・双剣モードの元素爆発(尽滅の水光)は断流状態の敵が多い程威力が増す
固有天賦

無尽蔵
『断流』の継続時間が8秒延長する。
断流効果が合計18秒となる。
その分与えるダメージも増していく事になり、「断流・破」も発生しやすくなる。
水形剣
双剣モード時、通常攻撃と重撃が会心すると、命中した敵に『断流』が付与されるようになる。

単純にタルタリヤの双剣モードが強化される。
範囲ダメージが更に増すようになるので、対集団戦により強くなる。
武芸マスター
チーム内の味方キャラクター全員の通常攻撃の天賦レベルが+1される。

地味ながら強力な天賦。現状タルタリヤのみが持つ。
現状、上げられる通常攻撃の天賦レベルは最大10までだが、この効果はそれを超えてレベル11に出来る。
但し元素スキルを主軸にして戦うタルタリヤ自身には恩恵が少ない。
タルタリヤの長所と短所

長所
水の純アタッカー
タルタリヤは現状唯一の、水元素の純アタッカーとなっている。
水の元素反応《蒸発》、《凍結》、《感電》はどれも強力で、どの反応も相性が良い。
多くのキャラと組み合わせやすく、それがタルタリヤの最大の強みとも言える。
対集団戦に強い
タルタリヤの双剣モードは攻撃範囲が広いので対集団戦に強い。
更に『断流』は、敵が多い程効果が増していく。
これによりザコ敵処理能力はトップクラス。

原神は単体より集団を相手にする事の方が多いので、タルタリヤは幅広く活躍できる。
短所
元素スキルの依存度が高い
通常モードはアタッカーとしては頼りない。
タルタリヤは基本的に双剣モードで戦って行く事になるので、元素スキルの依存度は高い。その為CTは長くなりがち。

秘境の地脈異常などで元素スキルのCTを増加されると出番が殆どなくなる。
タルタリヤを編成する場合、他にアタッカーかサブアタッカーを用意しておきたい。
単体の敵に対しては火力が低め
集団戦は高い火力を発揮するタルタリヤだが、ボスなど敵単体が相手では断流効果が薄くなる為、火力が下がる。
《蒸発》反応を狙った元素爆発はかなりの火力だが、今の環境では胡桃や神里綾華など強力な元素爆発を持つキャラが揃っているので、単体相手では普通のアタッカーと変わらない。
元素スキル発動が分かりにくい
タルタリヤの元素スキルは、ニュートラルであればその場で双剣に持ち替えるモーションが発生するが、移動しながら発動するとモーションが発生しないので、切り替えを実感しにくい。
発動エフェクトは発生するが、他のエフェクトに邪魔されて見逃しやすい。

また双剣モード中は残り時間や経過時間の表示が無い。
解除のタイミングは体感で判断するしかない。